地域包括ケアは「活動」と「参加」を促進するリハビリに期待が寄せられています。
PTとしてOTとして制度の期待に応え、あなたが存分に活躍できる場が楓の風です！

■利用者をエンパワメントへ導く魅力

今、生活期リハビリテーションへの取組に、PT・OTへの期待が高まっています。 地域包括ケアのビジョンである「活動」と「参加」の促進に、長年先進的に取り組む私たち楓の風と共に、利用者の身体機能の向上に留まらず、「自分らしく生きる」ための訓練に励みませんか？ 私たちがお手伝いしたケースの一つを紹介しましょう。

脳梗塞後遺症がある男性が、左半身に麻痺を患い、歩くのもままならず、車いすの上で過ごし、介護認定も要介護２が判定されていました。退院後に老人 保健施設にリハビリ入所、訓練に励んではいるものの、訓練へのモチベーションは低いままで、セラピストに励まされ時にはわずかに笑顔を見せるも、表情は 曇ったままの日が続いていたそうです。

３ヶ月の入所後、いよいよ在宅復帰へ。私たち楓の風の施設が紹介され、老健からのリハビリを引き継ぐこととなりました。早速ア セスメントを開始してみると、この男性は訓練時間以外、ソファやベッドで横になるばかりの日が続いていたようです。そしてさらに、病に倒れる前の生活につ いてじっくりと伺ってみると、奥様を大切にする、妻想いの素敵な方であることが見えてきました。「すてきな旦那様ですね」と、本人に寄り添う妻に声をかけ ると、本人は照れくさそうな表情を見せるのです。

しかし、照れくさそうに妻と目を合わせた後、男性は申し訳なさそうな顔になり、その後泣き始めたのです。涙の理由を伺うと、「僕は障害がつらいのではない。大切な女房に、迷惑をかけていることが何よりもつらい」とおっしゃるのです。 一家の大黒柱として働き、妻を愛し大切にしていた優しい夫は、障害によって夫としての役割が果たせずに苦しんでいたのです。そこで私たちは「歩けるように なったら何をしたいか」ではなく、「どうすれば夫として活躍し、自己効力感を得ることが出来るだろうか」と考え、理学療法士、生活相談員、看護師、介護福 祉士、主治医、ケアマネージャーの他職種連携と、そして主役である本人とで話し合い、どこまで身体機能を回復できるか、病状的にどうだろうか、その上でど んなことに身近に挑戦できる「妻のためにする」ことがあるだろうかと考え、週一回、妻のためにランチを振る舞うことを短期目標に定めるに至りました。
そして立位保持や持久力を高める訓練を行い、その後片手で料理をする訓練を行い、２ヶ月後、いよいよ妻に振る舞う日がやってきました。メニューはシンプル な焼きそば。やきそばの３食入りパックを片手と口で器用にやぶき、補助具を用いてキャベツを刻み、ホットプレートで炒め、４０分かけてようやく「妻のた めの」焼きそばが完成。皿に盛りつけ、照れくさそうにテーブルに座る妻に差し出した時、彼と妻の目には涙があふれていました。

その後も残存機能から夫として妻のために挑戦できることを目標に、その実現に向けた訓練を続けているこの男性は、器用に車いすをあやつり、その身体で妻のために愛情を注ぐ、自立した夫を発揮し続けています。

■理想的な他職種連携とワークライフバランス

私たち楓の風はこのように、利用者の心身機能のみに着目するのではなく、どうすればその人が主体的に生きる力を取り戻せるか、発揮できるかを考え、アセスメントを行い、必要な訓練をPT,OTを中心に他職種連携で計画、実践しています。
また、効率よく他職種連携を発揮するために独自の情報共有システムを構築し、先進のIPWを実現、残業に追われることない職場づくりでプライベートを大切にするライフスタイルの実現に貢献しています。

みなさんにとってやりがいとは何でしょうか。また、ワークライフバランスとは何でしょうか。楓の風では利用者をエンパワメントへと導き、そのアウトカムで専門職としての冥利を実感し、効率よい業務システムでプライベートを犠牲にしない労務環境の構築、みなさんのやりがいとワーク ライフバランスを実現しています。

■高い報酬は制度の期待に応えるからこそ

そして制度の期待に見合う報酬が用意できるのも、地域包括ケアのビジョンにしっかりリンクし、制度の期待に応える事業運営モデルを確立出来ているからこそ。キャリアに応じ、４５０万円から８００万円の安定した報酬を用意しています。

また、将来独立して開業したい、起業したい方も歓迎します。すでに２名の理学療法士が楓の風から独立起業を果たし、成功へとまっすぐに邁進しています。

皆さんのご応募を心よりお待ちしております。共にワクワクする日々を送りましょう！
充実の研修体制で皆様のご応募を心よりお待ちしております！