HOME MEDICAL CARE

24時間365日在宅療養支援診療所

医師がご自宅を訪問し、計画的に診療を行います。
また、緊急時は訪問看護部門との連携により、24時間365日の体制で対応いたします。
病院と同等の緩和ケアの提供をはじめ、各種制度や独自のサービスを組み合わせ、安心して日々をお過ごしいただけます。

訪問診療のご説明

こんな方々を積極的に受け入れています。

診療方針と機能

在宅医療を受けられる方は治療できない疾患や障害を持つ方がほとんどを占めます。しかし、疾患や障害を持つからといって、その人らしい日常を過ごせないことは無い、と私たちは考えます。疾患や障害があるからこそ、日々を実感し、その人らしい有意義な人生を自律的に過ごせるのではないでしょうか。そのために、私たちは次のようなことを常に心がけています。

■以下のような方々を積極的に受け入れています。
・継続的な治療が必要だが、通院が困難な方
・急性期の治療が終わり、早期退院をするために支援が必要な方
・癌・非癌に関わらず、終末期(積極的治療によって改善が見込めない)の方
・どんな病気であれ、最期までご自宅で過ごしたいと希望されている方

訪問診療のご説明

複数の科の診療を診させていただきます。

複数の科の診療を診させていただきます。

東京都西部、神奈川県北東部の在宅療養支援診療所で数少ないCART療法(腹水濾過濃縮再静注法)の常設を行っています。末期癌による腹水貯留、肝硬変の進行による腹水貯留などにも迅速に対応いたします。 また、当院は内科、外科といった各科の医師がおりますので、複数の科の領域にまたがる疾患をお持ちの方(高血圧の治療が必要だが認知症があり通院を拒否される、糖尿病の既往のある方が癌になり、うつ症状を併発した、等)の診療を多く診させていただいています。

訪問診療のご説明

地域で快適に過ごすための積極的な連携。

地域で快適に過ごすための積極的な連携。

訪問歯科医師、訪問看護師、訪問管理栄養士、訪問調剤薬局と、いわば病院の中で行われているICT(感染対策チーム)、NST(栄養サポートチーム)を地域の中でチームとして行い、患者さんが地域で快適に過ごすことが出来るよう積極的に連携しています。 また、地域の医療機関の方々と連携します。通院が出来ない期間を当院が診させていただき、ご状態が良くなり通院できるようになれば当院を卒業し、地域の医療機関に通っていただくように患者さんやご家族にお願いします。

訪問診療のご説明

連携ポリシー

連携ポリシー

全ての人に、最期まで自分らしく過ごしていただくために楓の風以外の訪問看護ステーション、居宅介護事業所とも積極的に連携します。また施設も患者さんにとっての「住まい」ですので、ご自宅にお伺いする場合と私たちの診療の方針は何も変わりません。御施設のご協力が頂ける場合、積極的に看取りの支援もさせていただきます。施設の皆様との連携を取りながら、患者さんが「自分らしい生活」を過ごせるように我々がご協力させていただければ幸いです。

訪問診療のご利用料金の目安

ご利用料金はあくまでも目安です。
詳しくは在宅療養支援 総合相談窓口
0120-632-001へご相談下さい。

基本利用料(例)

1割負担の場合
約8,000円前後/月の自己負担金
2割負担の場合
約15,000円前後/月の自己負担金
3割負担の場合
約22,000円前後/月の自己負担金

高額療養費制度により医療費には上限があります。

高額療養費(医療費自己負担額の上限)保健の種類、世帯収入などによって異なります。

75歳以上の後期高齢者医療の被保健者の場合(例)
1割負担の場合 住民税非課税者
最大 約18,000円/月 最大 約8,000円/月
対象となる患者様
要支援・要介護認定を受けている 在宅での療養を希望される
通院が困難な方 認知症の方
がんなどで緩和医療が必要な方 胃ろうやIVH、点滴、在宅酸素療法などの医療管理が必要な方
介護施設やサービス付き高齢者住宅にお住まいで、通院困難な方

利用開始までの流れ

診療所の概要

在宅療養支援クリニック かえでの風
木曽 さがみ たま・かわさき やまと かわさき中央

在宅療養支援クリニック かえでの風

私たち在宅療養支援クリニックかえでの風は、在宅で療養される患者様のあらゆる健康上の問題、疾病に対し、総合的・継続的、そして全人的に対応する、プライマリ・ケア(身近にあり、何でも相談に乗らせていただく総合的な医療)を行う地域の保健医療機関です。お気軽にご相談下さい。

■在宅療養支援診療所の概要

所在地 在宅療養支援クリニック かえでの風
〒〒194-0038 東京都町田市根岸1-15-49 介護保険事業所番号 申請中(在宅療養支援クリニック かえでの風)


在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ
〒252-0328 神奈川県相模原市南区麻溝台1丁目2-15 北里ビル102号


在宅療養支援クリニック かえでの風 たま・かわさき
〒214-0034 神奈川県川崎市多摩区三田1-8-9 グレイスイヅミ106号室


在宅療養支援クリニック かえでの風 やまと
〒242-0005 神奈川県大和市西鶴間3丁目8番2号 ハイツ茜壱号室


在宅療養支援クリニック かえでの風 かわさき中央
〒211-0006 神奈川県川崎市中原区丸子通一丁目413 ヴィラ新丸子101
事業所番号 介護保険事業所番号 1313227428(在宅療養支援クリニック かえでの風)
介護保険事業所番号 1412610525(在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ)
介護保険事業所番号 1415410428(在宅療養支援クリニック かえでの風 たま・かわさき)
介護保険事業所番号 1413010469(在宅療養支援クリニック かえでの風 やまと)
介護保険事業所番号 1415210984(在宅療養支援クリニック かえでの風 かわさき中央)
電話番号 042-789-5566(在宅療養支援クリニック かえでの風)
042-701-5022(在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ)
044-281-3161(在宅療養支援クリニック かえでの風 たま・かわさき)
046-244-3811(在宅療養支援クリニック かえでの風 やまと)
044-433-6651(在宅療養支援クリニック かえでの風 かわさき中央)
※電話受付時間:平日 月曜~金曜/9:00~17:00
FAX番号 042-789-5580(在宅療養支援クリニック かえでの風)
042-701-5660(在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ)
044-281-3238(在宅療養支援クリニック かえでの風 たま・かわさき)
046-259-7310(在宅療養支援クリニック かえでの風 やまと)
044-433-6658(在宅療養支援クリニック かえでの風 かわさき中央)
診療時間 月曜~土曜 9:00~12:00/13:00~17:00
※緊急対応について:病状の変化により、訪問看護ステーションと連携しながら24時間365日対応致します。
休診日 日曜・祝日・学会出席日
往診エリア 東京都町田市、稲城市、狛江市、多摩市、日野市、調布市、府中市、八王子市(一部)、世田谷区(一部)、目黒区、大田区、品川区、 神奈川県相模原市(一部)、大和市、座間市、綾瀬市、愛川町、厚木市、伊勢原市(一部)、海老名市、横浜市旭区・ 緑区・瀬谷区・青葉区・都筑区・港北区・鶴見区、川崎市多摩区・麻生区・宮前区・中原区・高津区・幸区
連携医療機関 東京都保健医療公社 多摩南部地域病院
独立行政法人国立病院機構相模原病院
東京医科歯科大学医学部付属病院
慶應義塾大学病院
他多数
診療科目 内科・緩和ケア科
訪問リハビリテーションについては「かえでの風 やまと」にて実施しています。
ご相談ください。
当院で可能な検査 心臓・胸部・腹部超音波検査、十二誘導心電図検査、ホルター心電図
血液検査・尿検査・便検査・培養検査・細胞診
睡眠時無呼吸検査、ETCO₂、動脈血液ガス検査
当院で可能な治療 胸水・腹水の穿刺・排液
CART(腹水濾過濃縮再静注法)
疼痛の管理・麻薬の管理
PCA(自己調節鎮痛法)ポンプ
インフューザーポンプ
点滴・注射(エリスロポエチン製剤・骨粗鬆症治療薬等)・各種予防接種
中心静脈栄養法
インスリン・自己血糖測定・抗糖尿病薬注射
在宅酸素療法・気管切開・人工呼吸器管理
経管栄養法(経鼻・胃瘻・腸瘻)
心臓ペースメーカーの管理
外傷や褥瘡などの形成外科的処置
経皮経肝胆道ドレナージチューブの管理(PTCD)、経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)チューブ
尿道留置カテーテル・膀胱瘻・腎瘻
輸血(赤血球濃厚液、血小板濃厚液、アルブミン製剤)
開設 2012年4月(在宅療養支援クリニック かえでの風)
2017年3月(在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ)
2019年5月(在宅療養支援クリニック かえでの風 たま・かわさき)
2019年9月(在宅療養支援クリニック かえでの風 やまと)
2021年4月(在宅療養支援クリニック かえでの風 かわさき中央)
お支払い方法 ・銀行振り込み
・クレジットカード
利用可能なクレジットカードブランド
その他 ・在宅療養支援クリニック かえでの風へ研修にお越しいただいた研修医の方々の研修報告

RESULTS 01

看取り件数

  • 病院
  • 居宅介護支援事業所
  • 家族・その他
  • 訪問看護事業所
  • 介護施設
  • 地域包括支援センター

医療機関や地域の関係事業所と連携をして、患者様が安心して在宅医療を利用できるようにしています。
連携医療機関
国立がん研究センター中央病院/がん研有明病院/多摩南部地域病院/相模原病院 東京医科歯科大学医学部付属病院/慶應義塾大学病院 他多数

RESULTS 02

主病の内訳

  • がん
  • 循環器系疾患
  • 認知症
  • 整形
  • 呼吸器系疾患
  • 消化器系疾患
  • 神経系疾患
  • その他

重症度の高い患者様から慢性疾患の方まで、また、乳幼児から100歳を超える方まで病気や年齢に関わらず多くの方にご利用いただいています。

RESULTS 03

終診理由

  • 看取り(自宅)
  • 看取り(施設)
  • 継続
  • 入院
  • 終了
  • その他

クリニック全体でみると、7割前後の方がご自宅や施設といった住み慣れた場所で最期を迎えられています。ご本人やご家族と話し合って必要な場合のみ、入院や救急搬送をお勧めしています。

診療実績 ※年間新規患者数 計728名(2021年1月~12月)

■ 在宅療養支援診療所 拠点・訪問エリアマップ

在宅療養支援診療所 拠点・訪問エリアマップ
在宅療養支援診療所 拠点・訪問エリアマップ

※地図をクリックすると拡大します。

※上記以外の地域の訪問可能な場合があります。
お気軽にお問い合わせ下さい。

※2022年9月現在

STAFF

スタッフ紹介

※横にスライドすると他のスタッフをご覧いただけます。

皆様へ

今は治療に関して「インフォームドコンセント」といった考え方が主流を占めています。日本語では「説明と同意」と説明されることが多いですが、よく考えると、医師が決定した治療方針を説明し、それに対して同意するといったことであり、そこに患者さんやご家族が「こうしたいな」と考えてもあまり反映されません。どうしても医師が上になり、患者さんやご家族が従う、といった上下関係が存在してしまいます。しかし、患者家族が今まで築き上げてきた人生、その上でこれから過ごそうとしていく未来、それに自分の意思が入らないまま決まっていくことは良いことしょうか。勿論、違います。そこで、最近は「シェアードデシジョンメイキング」といった考え方が欧米で普及しつつあります。何だか長くて良く解らない言葉ですが、要は医師や看護師の持っている医学的な情報について、どういう状況だとか、主治医としてはこういうのが良いのではないかと思っているということを率直にお伝えし、それと同時に、患者さんやご家族側の事情や思いをくみ取ること、といわれています。患者さんやご家族も、自分がどういう状況にいるのか、どういうことを希望されているのか、どういうことを心配しているのかということを、お互いにつき合せて、共通の土俵をつくり、その中でどうやっていくのがいちばん良いのかと共に悩み考える。これこそが本来の医療の考え方だと思います。欧米ではこの考え方は生命予後を左右しない、例えば疣贅の治療や糖尿病の治療などに用いられ、がん患者の手術など治療方針の決定には用いないとされていますが、私たちはそれだけではもったいない、がん患者の方々の治療意思決定にも、用いられるべきだと考えます。せっかくの自分の人生です。最期まで自分の選択で人生を過ごしていければこんなに良いことはないのでしょうか。

 

 

 

皆様へ

「時に癒し、しばしば支え、常に慰む」フランスの有名な外科医の言葉だそうです。私にこの言葉を教えてくれ たのは東日本大震災で自身も被災しながら多くの患者を救った大学時代の友人です。医療は日々進歩しています。しかし、未だに治せない難病やがんが多くあります。また、老いには勝てません。そのような中で現在の医師に求められている能力の一つが冒頭の言葉を実践する能力だと考えます。冒頭の言葉を教えてくれた友人に感謝しつつ、この言葉を忘れず日々の診療で実践し、皆様のお役に立ちたいと考えています。何かお困りのこと、叶えたい希望があればご相談いただき、解決に向けて一緒に考えていけたらと思います。

 

 

 

皆様へ

近年の医学の発達はめまぐるしいものがあり、同時に医療現場で行えることも進歩してまいりました。結果、さまざまな病気の生存率や生存期間と呼ばれているものは延びてまいりました。しかしながら、治療後のライフスタイルは必ずしも患者さんが望んでいる形とは違うかもしれません。私は今まで呼吸器内科医として肺がんの治療や緩和ケア、間質性肺炎や慢性閉塞性 肺疾患といった呼吸器慢性疾患、救急診療に携わってまいりました。呼吸器疾患は治療を続けても時に息切れなど不快な症状が続くことが、少なくありません。その結果、病院への通院が増えたり、入院を継続せざるを得なかったりします。限られた時間、つらい思いをしながら病院にかかわる意味が見えなくなってくると、何のために治療を続けるのかわからなくなってしまいます。また、家族の方の不安、負担も増えていってしまいます。このことは心不全や認知障害といった、ほかの慢性疾患でも同じことがいえると考えます。在宅医療は患者さんが病になっても、より充実した生活を送れるためにあるものと考えています。そのための方法を私たち在宅診療医師や、訪問看護師、ケアマネジャー、訪問薬剤師といった人たちと一緒に考え、進めてゆき、患者さんや家族によりよい生活のためのサポートができればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

皆様へ

「在宅医療」という言葉から、どんな想像をされますか? 病院のような治療を行う、またホスピスのように自分自身に向き合いながら必要な治療だけを行う、など色々な医療が考えられます。これは在宅医療が何をやるか決まっていない、というわけではなく、患者さんと医師や看護師といった医療従事者が相談しながら治療を決めていくからです。 私たちは患者さんにとって何が自分にとって一番重要かはその方の価値観によって変わると考えています。 まずはみなさんの価値観を私たちと共有させてください。その上で何が出来るかを考え、何が出来ないかを知り、どう工夫すれば出来るようになるかを一緒に悩みましょう。ご自身とご家族に寄り添い、何が一番大事かを一緒に話し、考えていきましょう。

 

 

 

皆様へ

準備中

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