所長からのメッセージ

楓の風町田は看護師7名と事務員達で構成された、和気あいあいのチームワークが自慢の訪問看護ステーションです。子育て中のお母さんや訪問看護を始めたばかりの人など、皆が支え合いながら日々活動しています。
訪問看護に関心があるけれど自分の看護経験で対応できるのか不安だという声をよく聞きます。もちろん経験はあったほうがよいですが、経験が少なくてもブランクがあっても大丈夫です。なぜなら、訪問看護師に必要なのは患者さんに寄り沿いたい、いい看護を提供したいという姿勢だからです。知識や技術は後からついてきますし、スタッフ一同、丁寧にご指導することをお約束いたします。
いい看護とは医療者が理想とする治療やケアを提供することではありません。訪問看護は生活の場で展開され、そこの主役は患者さん（利用者と呼びます）や家族です。利用者や家族の希望や選択を大切にして彼等の力を引き出し支えるのが私たちの役割です。一人一人生活環境や価値観も違えば目指すゴールも異なります。看護師や他の支援者がどこを支えるとその方が望む療養生活を送れるのか考え、様々な人生に寄りそう仕事です。大変なこともありますが、これほどやりがいのある看護はないと思います。
もし訪問看護に進むのを迷っているのでしたら、どうぞ説明会や見学にいらしてください。訪問看護の実際や楓の風の活動を知っていただくだけでも嬉しく思います。

在宅療養支援ステーション楓の風　町田　　所長　渡辺高志